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高齢妊活は不妊が多い?年齢別に見る妊娠確率

高齢妊活は不妊が多い?年齢別に見る妊娠確率

妊娠と年齢がとても深い関係があることがはっきりわかる、年齢別妊娠確率を解説したいと思います。
最近は結婚する年齢自体が遅くなっている晩婚化のため、どうしても妊娠確率が低い、高年齢で妊活をすることになってしまうことも多くなります。

そんな高年齢妊活では、どのようなことを注意すべきなのかなども考えていきましょう。
妊娠確率だけでなく、流産や胎児の染色体異常などのリスクもなども気になるところです。

受精率、着床率、1周期あたりの妊娠率

妊娠するには精子と卵子が子宮で出会って受精する必要があります。
健全な夫婦生活の中では、約80%の率で受精すると考えられています。
そして受精卵が着床しなければ妊娠することはできませんが、その着床率は受精率の約40~50%と言われているのです。

健全な男女の妊娠率から割り出された一周期あたりの妊娠率は20%という数字が出ています。
しかし、これはあくまでも半年~1年の妊活で約80~90%の女性が妊娠するであろうという推測から換算された割合です。

ただしこの数字はあくまでも健全な夫婦である場合という条件がつきます。
子宮内で受精が約80%、着床率は受精の約2分の1程度、健全な男女が1周期に妊娠する率は約20%。つまり半年~1年以内の妊活期間に換算すると、ほぼ80~90%が妊娠きるということになるのです。

妊娠までの平均期間と妊娠率

年齢別自然妊娠率

年齢 確率
25歳 25~30%
30歳 25~30%
35歳 18%
40歳 5%
45歳 1%

これは自然妊娠の年齢別確率ですが、例えば25歳の女性が25~30%しか妊娠ができないという数字ではありません。
1年に周期は約12回あり、12回の25~30%ということで妊活をしている1年間に4回程度のチャンスがあるということになります。

つまり1年間の妊活で80~90%は妊娠できるという数字なのです。
30歳前半も同じく4回程度あります。

35歳から自然妊娠の確率が下降線

35歳になると妊活1年間に約2回のチャンスに減り、40歳になると1年間に1回のチャンスもなく、妊活を2年行ってやっと1~1.5回チャンスがあるかどうかということになります。

45歳になるとほとんど難しいという数字になります。
ここではっきりと年齢と妊娠率の関係が分かるのではないでしょうか。(ただし、これはあくまでも統計的な数字です)

不妊治療による妊娠率について

ここまでは自然妊娠についてのことでしたが、今度は不妊治療を受けた場合の年齢別妊娠率をご紹介したいと思います。
自然妊娠の数値は妊娠したい女性だけでなく、したくない女性もすべて含まれますが、人工授精や体外受精を行う人の場合はすべて妊娠をしたい女性が対象となります。

これらの不妊治療を受ける人数も年齢によって違ってきます。
例えば30代前半の女性の場合、不妊治療を行うまでの妊活中に、約80%程度妊娠する可能性がほとんど。
そのため不妊治療を行う女性は、何かしら不妊理由を持っていることが多いので、割合は思ったより少なくなります。

人工授精と体外受精を受けた年齢別妊娠率

ART妊娠率・生産率・流産率
上図:ARTデータブック 2013年 PPTX版より

年齢 確率
31歳 33%
32歳 35%
33歳 34%
34歳 35%
35歳 25%
36歳 26%
37歳 27%
38歳 31%
39歳 21%
40歳 24%
41歳 21%
42歳 13%
43歳 8%
44歳 5%

以上は、ある不妊治療専門病院の統計を抜粋したものです。症例が多いと言っても一つの病院の情報なので、数値にも上下があります。
しかし全体的に数値を見ていくと35歳を過ぎるとガタンと数値が低下することがわかります。

また、42歳からは極端に減っていくことも見てとれます。
体外受精は精子と卵子の受精を体外で行う高度生殖不妊治療ですが、この治療の成功率は受精卵を移植した上、着床に成功した確率です。
そのため自然妊娠より高い確率となります。

年齢別流産の確率

年齢 確率
25歳 10%
30歳 10%
35歳 25%
40歳 40%
45歳 50%

流産の確率は35歳から急激に多くなり、45歳では妊娠自体本当に難しいにもかかわらず、せっかく妊娠しても2分の1という高い率で流産リスクがあるのです。

流産の理由には、胎児に異常がある場合が多いと言われています。
老化した卵子は遺伝子異常が増えるため受精もしにくくなり、やっと受精しても着床しにくくなり、やっと着床しても流産してしまうことが多いのです。

年齢別ダウン症児発生率

年齢 確率
20歳 1/1167
25歳 1/1250
30歳 1/952
35歳 1/385
40歳 1/106
45歳 1/30

高齢出産になると、どうしてもダウン症などの異常児の発生が気になるところではないでしょうか。
35歳からは極端に多くなり、45歳では驚くほどの確率で発生することが分かります。

年齢別染色体異常の発生確率

年齢 確率
20歳 1/526
25歳 1/476
30歳 1/384
35歳 1/192
40歳 1/66
45歳 1/21

【関連記事】:胎児の先天性異常予防したい人のサプリの選び方

自然妊娠率の低下や流産の増加の原因

自然妊娠率の低下も流産の増加も、大きな原因の一つには特に卵子の老化があります。35歳を過ぎると卵巣内の卵母細胞数が約10分の1になると言われているのです。

そのため受精の確率がどんどん低下していき、女性ホルモンの低下も伴って受精卵の着床確率も低下していきます。
受精卵に異常があったり、不安定な着床によって妊娠が継続できずに流産する例も増えるのです。

妊娠力を高めるためには

妊娠確率を高めるためには不妊治療に任せるだけでなく、自分の努力もとても重要となります。

例えば妊娠しやすい体をつくるための食生活や適度な運動。それに妊娠のためのプラスαとして妊活サプリや漢方薬なども取り入れてみることも大切です。

話題の葉酸サプリなどは厚生労働省でも推奨しており、健全な卵子、精子を作るためにも、着床しやすくするためにも、異常が起こらないためにも重要な成分と言われています。

食品からだけでは必要な分を摂ることはなかなか難しいため、サプリメントなどの利用がおすすめです。
妊活中の人でも約90%が葉酸は摂取しているというアンケート結果もあるほどです。

他にもルイボスティーやマカなども妊活アイテムとして人気があります。

【関連記事】:受精卵の着床力を上げたい人のサプリの選び方

不妊は原因不明も多い

男性に不妊原因には、

造精機能障害/精索静脈瘤/逆行性射精/勃起障害/無精子症/加齢/その他

などがあり、女性の場合は

排卵障害/卵管閉塞/卵管狭窄/子宮筋腫/子宮内膜症/多嚢胞性卵巣症候群/加齢/その他

などがあります。

しかしどちらもその他の中には原因不明というものがたくさん含まれています。

原因不明の部分がまだまだ多いということは、不妊治療を一生懸命行っても妊娠しない可能性や、もうとっくに諦めていた人が突然妊娠をするなど、計算外のことを起こすこともあるのです。

そのため確実に治療しなければならないところは治療し、医学の手を借りることで成功する場合は高度不妊治療なども試すことも必要です。

しかしそれでも、妊娠しやすい体質づくりも同時に重要となってきます。
毎日の生活において体質を改善することも忘れないようにしましょう。


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