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鉄の妊活・妊娠への効果とは?

鉄の妊活・妊娠への働き

鉄分は現在妊娠中の人だけでなく、日本人全体、鉄分不足の傾向があると言われています。特に女性の6割が十分に必要な量を満たしていないと言われています。今までは鉄鍋や鉄のフライパンでの調理が当然だったため、そこからの鉄分摂取もできたと言われています。

今はテフロン製の鍋やフライパンが主流になってきて、鉄製もものが減ってしまったことによっても、鉄分摂取の低下につながっていると噂がたつほどです。
妊活はもちろん妊娠中にも重要成分なので、もう少し鉄分について考えてみましょう。

鉄の効果とは

  • 赤血球の生成をする
  • 体中に酵素を運ぶ働きをする
  • コラーゲンの再合成をサポートする
  • 白血球や免疫力に影響する

といったことが主な鉄の効果と言われています。

メインの働きは酵素を運ぶこと

鉄は赤血球中のヘモグロビンの成分として、体中に酸素を運ぶ働きがあります。そのため不可欠なミネラルと言えるのです。もともと私たちの体の中には4gの鉄分が存在しています。その中の7割は血液の中に存在し、酸素を運ぶ働きをしているのです。また少量は筋肉に存在し、酸素を筋肉に取り込む働きもしています。

そして残りの鉄は肝臓、脾臓、脊髄に存在して不足したときの倉庫のようになっています。そのため血液中の鉄分が不足するとこれらの鉄が血液中に放出されていくのです。例えば過度なカロリーコントロールのダイエットなどをしたとき、少しタイムラグがあるということになります。

妊娠中の貧血の症状

妊娠中は特に貧血になりやすいので注意!妊娠中には貧血になりやすいと言われており、その場合ほとんどが鉄欠乏性貧血というもので妊婦貧血とも言われています。妊娠特有の貧血です。
上記でご説明したとおり、鉄は体の中で貯蔵されています。

血液中の鉄分が不足すると当然貯蔵した鉄が放出されていきますが、その貯蓄分までも欠乏してしまうと、貧血、眩暈、耳鳴り、シミ、ニキビなどのトラブルが起こることも。
殆どは貧血症状となりますが、この場合はヘモグロビンが減ってしまい、体中に酸素が行き届かなくなってしまい、めまいや立ちくらみ、ひどいときには意識がなくなって倒れてしまうことも。そこまでいく前にだるさや動悸、息切れなどが起こることもあります。

なぜ妊娠中に貧血が起こるのか

普段貧血が起こりやすいタイプではなく、貧血とあまり縁のない日常を送っていた人でも、妊娠すると貧血になりやすいと言われています。妊娠中には胎児優先に栄養素が運ばれます。
当然胎児の成長はめまぐるしいものがあり、急速に大きくなるためには相当量の栄養素が必要となります。

特に胎児の血となり肉となる血液を十分作るためには、当然鉄分はとても重要な成分です。そのため普段貧血になったことがないような人でも、妊娠中に貧血のリスクも高まります。もちろんそのままにしていれば、母胎だけでなく胎児にも影響が出てしまうので注意しなければなりません。

妊娠中の貧血による恐怖

妊娠中の貧血の症状には、目が回ってしまったり立ちくらみなどで倒れてしまうことも。そうなればお腹の中の赤ちゃんに危険が及ぶこともあります。
また、妊娠後期には出産に備えて、妊婦の体内には血液が増えていきます。

しかし、同時にヘモグロビンが増えなければ、血液は薄くなってしまい、それによって出産時に胎盤剥離部分の出血が止まらなくなることも。
その上、母体のエネルギーが低下していると産褥熱を発症し、母体の命にかかわることもあるのです。

また、胎児にも酸素が十分に届かないことから、未熟児や虚弱児などのリスクも高くなります。他にも分娩のときに陣痛が弱く、難産によって母体や胎児に大きな影響を与えることも考えられるのです。

鉄分を摂取方法と摂取量

妊娠中は特に鉄分を多めに摂りたいもの。通常女性の必要量は1日12mgと言われていますが、妊娠時の場合はその1.7倍の20mgは必要となります。妊娠中の場合は摂取量が多いので、サプリメントなどでプラスする場合も多いようです。

鉄分の多い食べ物

レバー豚レバー、鶏レバー、牛レバー、乾燥ひじき、アサリ、カツオ、小松菜、がんもどき、納豆、木綿豆腐、枝豆などがおすすめです。ただし、レバー類は妊娠中に要注意のビタミンAが多いので、食べ過ぎには注意しましょう。

鉄分の吸収を妨げるものに注意

食べ物は鉄分の多いものを意識して摂ることも大切ですが、まず鉄分の摂取を妨げるものは避けるようにしましょう。例えばコーヒー、紅茶、緑茶などに含まれるタンニンはできるだけ、食事とは1時間程度離すようにします。逆にビタミンCやクエン酸、ラクトフェリンは一緒に摂るようにすると、鉄分の吸収が高まります。

しかし過剰摂取は注意が必要です。もともと吸収率が低いので摂り過ぎはあまり起こりませんが、サプリなどで目安量を超えて飲んだり、幾つものサプリで重複するようなことがないようにしましょう。

ヘム鉄と非ヘム鉄

鉄分を摂るときに動物性食品から摂取するヘム鉄は23%の吸収力。野菜などに含まれる非ヘム鉄は3~5%と吸収力は低くなります。また鉄分は胃酸によって変換してから吸収していくので、ビタミンCやクエン酸、ラクトフェリンと一緒に摂取することで、より吸収率が高くなります。

またお茶に含有されているタンニン、卵の黄身に含有されているホスビチン、ほうれん草のシュウ酸などは、同時に摂ると鉄と結合して阻止してしまうので注意しましょう。

サプリメントで効率よく摂取しよう

サプリなら鉄を効率よく摂取できます女性は特に鉄が不足していることが多く、病院で貧血という診断を受けたことが無くても潜在的に鉄が不足している可能性が高いです。
そこで普段の食生活ではなかなか鉄分を補うことが難しいため、サプリメントを利用して上手に摂取するようにしましょう。
特にそういった背景もあり妊活サプリメントの多くには鉄が配合されています。天然の食材よりもサプリメントとしての合成成分の方が体内に効率よく吸収できるため、積極的にサプリメントで摂取することもおすすめします。

【参考記事】:貧血体質の改善をしたい人のサプリの選び方


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