妊活サプリの教科書
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サプリメントの1日の適切な摂取量とは

サプリメントの1日の適切な摂取量とは

「サプリメントに摂取量の決まりはあるの?」
「なかなか妊娠できないからちょっと多めに飲みたい」
「効果を早く出したいから多く飲んでも平気?」

サプリメントを摂取するとなると意外と気になるのがこの摂取量の問題。
病院で処方される薬とは違い、サプリメントは摂取量について厳しく言われることもないので迷ってしまう方も少なくないと思います。
実はサプリメントとは言え、あまりに過剰な摂取をしてしまうと体調不良の原因になってしまう場合もあるため、注意が必要なのです。
特に妊活や妊娠時のサプリメントは最悪の場合、赤ちゃんにまで悪影響が出てしまう可能性も0ではないため、勝手な判断はしないようにしましょう。
ここではサプリメントの摂取量について解説しています。

本来サプリを摂取すべき量には個人差がある

摂取量は個人の体調によって違います本来サプリメントというのは健康食品であり、食品の1つとしてカウントされます。そのため、元々個人の健康状態に差がある状態では摂取量にも本来差があって当然です。

特にひと昔前、サプリの多くはヨーロッパやアメリカといった海外のものが主流でした。今でこそ国産のサプリも多くなりましたが、海外製のサプリメントのパッケージは日本語訳に直されただけのものが多いのです。
つまりパッケージに書いてある用法用量というのは外国人向けの摂取量であり、体のサイズやライフスタイルの違う日本人が同じ量を飲んでしまうと栄養素の過剰摂取になる可能性があります。

なので結論を言えば“適正の摂取量は人それぞれ違う”ということが本来正しいです。

メーカー推奨量以上は飲まない。海外のサプリは少な目に摂る

そこで大事なのが国産のサプリと海外のサプリで摂取量を意識すること。
国産のサプリメントであれば元々が日本人向けに開発されたものなので、パッケージに記載してある用法用量を飲んでも問題ありません。
しかし、海外のサプリメントはパッケージに記載してある用法用量よりも気持ち少な目に飲むくらいが丁度いいです。

サプリメントを購入する際は輸入物か日本で開発されたサプリなのかを理解して購入するようにしましょう。
【関連記事】:妊活サプリは国産がいいか、海外製がいいか?GMPとは?

国産だからと言って過剰摂取はNG

大量のサプリ国産だから多く飲んでも平気というわけでもありません。
特に妊活サプリメントとなると複数の成分を配合したサプリも多いですが、それはそれぞれのバランスを考えた上で1日に必要な使用量を設定しているため、過剰に摂取してしまうとそのバランスも崩れてしまいます。
特に妊活中であれば授かりたい一心から積極的に栄養素を補いたい気持ちは十分理解できますが、将来的に赤ちゃんに影響を及ぼすことでもあるため、無理な摂取は控えましょう。

積極的に補いたい栄養素が決まっている場合は適正なサプリメントに選び直す必要もあります。その場合、もし不妊治療などで産婦人科に通っているのであればかかりつけの医師に相談してみましょう。

過剰摂取による副作用はある?

医薬品ではないため、副作用という言い方は難しいですがもちろん過剰に摂取することで体調を崩す可能性はあります。栄養素にもよりますが、中には吐き気や嘔吐になった問題もあるほどです。

例えば副作用と言うと脂溶性ビタミンの摂りすぎをイメージする人が多いと思いますが、水溶性ビタミンでもあるビタミンCは体外へ排出される前に鉄分との相互作用により、脂肪・たんぱく質・細胞のDNAを傷つけ、酸化させてしまうという研究結果も出ています。
抗酸化作用の高い栄養素として有名なビタミンCですが、実はこういった栄養素であっても摂りすぎは注意しなければいけないのです。

妊活サプリでよく使われている成分の推奨量

ビタミンB1やビタミンB2のように耐容上限量が定められていない栄養素もあれば、葉酸・ビタミンA、ビタミンDのように耐容上限量が設定されている栄養素もあります。
また、ヨウ素やセレンのような微量で十分なミネラルは耐容上限量にすぐ到達してしまうため、摂取には気を付けるようにしましょう。

↓以下「子宝サプリ」より一部抜粋↓

ビタミンAの食事摂取基準(㎍RE/日)

性別 女性
年齢 推奨量※1 目安量※2 耐容上限値※2
18~29歳 650 2,700
30~49歳 700 2,700
妊娠初期(付加量) +0
妊娠中期(付加量) +0
妊娠後期(付加量) +80
授乳期(付加量) +450

※1 プロビタミンAカロテノイドを含む
※2 プロビタミンAカロテノイドを含まない

葉酸の食事摂取基準(㎍/日)※1

性別 女性
年齢 推奨量 目安量 耐容上限値※2
18~29歳 240 1,300
30~49歳 240 1,400
妊婦(付加量) +240
授乳婦(付加量) +100

※1 妊娠を希望している女性、または妊娠の可能性がある女性または、神経管閉鎖障害のリスク低減のために、付加的に400㎍/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる。
※2 耐容上限量はプテロイルモノグルタミン酸の量として算定している。

ビタミンDの食事摂取基準(㎍/日)

性別 女性
年齢 推奨量 目安量 耐容上限値
18~29歳 5.5 50
30~49歳 5.5 50
妊婦(付加量) +1.5
授乳婦(付加量) +2.5

ビタミンEの食事摂取基準(mg/日)

性別 女性
年齢 推奨量 目安量 耐容上限値
18~29歳 6.5 650
30~49歳 6.5 700
妊婦(付加量) +0.0
授乳婦(付加量) +3.0

パッケージに書いてある用量以上は飲まない

特に妊活サプリメントとして飲む場合は赤ちゃんへ直接影響してくるものもあります。
例えば胎児の先天性異常予防を願うあまりたくさんの葉酸を摂取したくなる方もいますが、葉酸は1日1000㎍以上は過剰摂取になると言われているため、気を付けましょう。

基本的にはサプリメントのパッケージに書いてある用法用量を守ることが1番です。


はぐくみ葉酸