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DHA・EPAの妊活・妊娠への効果とは?

DHA・EPAの妊活・妊娠への働き

DHA・EPAというと成人病の予防のためにもとても重要であるということは多くの人に知られていますが、妊活中や妊娠中に必要な成分であるということは以外と知られていないようです。ここではDHA・EPAと妊娠との関係を考えてみましょう。

DHA・EPAの働き

日本人の死因1位はガン、そして2位は心筋梗塞などの心疾患、3位が脳梗塞などからの脳卒中となっており、2位、3位は生活習慣ととても関係が深くなっていますが、EPAはこれらの生活習慣から起こる疾患を予防する働きがあります。
主な働きは以下の通りです。

  • 血管障害を予防する
  • 炎症を抑える
  • 脳の栄養になり発育に関わる

血管障害を予防する

一言で言うと血液をサラサラにしてくれる働きがあるのです。それによって上記の死因2位3位の予防にもなる成分としても人気です。また中性脂肪の減少も効果が高く、肥満や肝臓負担も予防が期待されています。また脳血管の健康を維持する働きもあるのです。

炎症を抑える

抗アレルギー・抗炎症作用があるためアトピーや喘息、花粉症のといったアレルギー症状の低減に効果があります。

脳の栄養になり発育に関わる

DHA・EPAによる脳の発育DHAは脳や網膜、神経に分泌している成分であり、脳の発育、成長などにも大きく影響がある成分と言われています。そのため妊活中や妊娠中、授乳中だけでなく、子どもから老人までとても大切な成分と言えるでしょう。

DHA摂取が胎児の脳の働きを高める
脳内神経細胞は胎児の時に、すべて出来上がってしまうものです。そのため妊娠中にしっかりDHAを摂取することで、胎児のうちにできあがってしまう脳内神経細胞にも大きく影響を与えることができるのです。特に妊娠中、授乳中にオメガ3脂肪酸を摂るようにしましょう。

アメリカ・カンザス大学の研究について

アメリカ・カンザス大学では妊娠中の女性にオメガ3脂肪酸のサプリを与えたグループと、プラセボグループに分けた臨床試験を行いました。プラセボは暗示などが影響しないように、サプリと同じもので内容は何もない、つまり擬剤を使います。

その結果、オメガ3脂肪酸摂取グループとプラセボグループを比べると、はっきりオメガ3脂肪酸摂取グループの方が、出産児の早産や低出生体重児のリスクが低いという結果が出たのです。

アメリカ・パデュー大学の研究について

6歳~12歳の児童200人の調査によると、オメガ3濃度が高い子どもは低い子どもと比べて、学習障害のある子どもはオメガ3が低い子どもが高い子どもの8.2倍となっています。またオメガ3濃度が高い子どもは低い子どもに比べ数学能力が4.7倍。またオメガ3濃度の高い子どもは総合学習能力が低い子どもの4.9倍であったという報告もされています。

順天堂大学医学部の研究では

妊娠中にオメガ3脂肪酸を摂取した妊婦が出産した赤ちゃん生後18ヶ月と、同じ生後18ヶ月の特に意識して摂取しなかった赤ちゃんと比べました。オメガ3脂肪酸を意識的に摂取した妊婦の出産した赤ちゃんの方が、運動発達や行動情緒が高かったという結果も出ています。

胎児の脳の発育を助けるオメガ3について

オメガ3とは

  • DHA(ドコサヘキサネン酸)
  • EPA(エイコサペンタエン酸)
  • ALA(α-リノレン酸)

などの脂肪酸のことを言います。体の中でもDHA・EPAは脳、神経、網膜、腎臓、性腺などの組織の構成も。

オメガ3は常温では固まりにくい不飽和脂肪酸と分類され、体では作れないものなので外からの摂取しかありません。逆に卵黄、肉などの脂身などは常温でも固まる飽和脂肪酸で、体内でも合成されます。

また、人間の脳は水分以外の部分の50%が脂質でできており、その4~5%がDHAと言われています。特に海馬のように記憶、学習を機能している部分には10%程度のDHAが存在しているのです。
また、神経細胞膜にDHAがたっぷり存在していると脳内情報が伝達しやすくなり、脳の活性化効果ということになります。

妊娠中では遅い、DHA・EPA摂取

妊活中から摂取しておくことが大切です妊娠中にDHA・EPAはしっかり摂取したい成分だということはおわかりになったでしょうか。しかし実は妊娠中の摂取では遅いとも言われているのです。生理が来なくて妊娠したかも知れないと感じる時期は、実はもう妊娠4週目ということになるのです。

そして妊娠発覚してすぐにもう妊娠2ヶ月となることがほとんど。つまり妊娠を気付いたときには早くても妊娠4週目になっているということなのです。
この時期は胎児の成長はめまぐるしい時期となり、胎児の脳ができる時期は妊娠直後からスタートされるのです。

つまり私たちの感覚で言えば妊活中から摂取することが重要だということに。そこで妊娠をしたいと思った時から、早速DHA・EPAは大切なのです。

DHA・EPAの摂取量について
DHAの1日の目安は、一般時には女性は1日1.6g、妊娠中や授乳中は1.8gとなっています。また通常の食事をしていても300mgは不足していると言われているのです。EAPも合わせて1日3gまでと考えましょう。

サプリメントも上手に利用しよう

妊活サプリここまでご説明したとおり妊活中も是非摂取は意識したいので、最低でも1日分の摂取目標量は不足したくないもの。
熱を加えるとDHA・EPAは流れ出てしまうので本来は生(天然)が一番吸収できますが、衛生のこともあるので妊娠中の生はちょっと考えてしまいます。
ちなみにマグロのお刺身だったら3人分も必要になり、3g以上の摂取は下痢、鼻血、吐き気などが起こる可能性があるので注意しましょう。

そこで妊活サプリメントなどでプラスすることも考えましょう。現在妊活サプリにはDHA・EPAの成分も配合しているタイプもあるため、そういったアイテムを利用して不足分を補ってあげることがポイントです。


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